- 2020/12/26
みなさん、こんにちは!
あっという間に今年も年の瀬ですね。
思い返すと2020年駆け出した3月から、新型コロナウィルスの影響で様々なことが起こり、
世の中の価値観が1年間で大きく変わった、、、そんな1年でしたね。
音楽業界にとっての影響もとても大きく、このサイトに講師としていらっしゃる皆様や
生徒として立ち寄ったり利用してくださっている皆様にとっても、大変な一年であったと思います。
特に、タクプラを運営するデリ・アートの事業で音楽家としてウェディングの幸せな1日を彩ってくださっていたみなさんは
結婚式自体の数が減ってしまい、依然として昨年と同様の水準まで戻ってきておりません。
また、ライブ活動やレコーディングなども自粛要請で難しくなり、本当に表現の場やそのやり方を考えさせられる
そんな場面が多かったのではないかと思います。
しかしながら、音楽を提供するお店も、アーティストも工夫しながら、ソーシャルディスタンスを保ちながら、
ライブ活動をしたり、またその様子をライブ配信したり、レコーディングも、多くのミュージシャンが、
各パートごとに自宅で録音し、データを集めてCD制作をしたり、そんなこともみなさん取り組まれました。
スタジオに集まって限られた時間の中で演奏をレコーディングするのと違って、自宅でのレコーディングは
とことん拘り抜いて録ることができる、そんな良い一面もあったようです。
さて、第一回はフジゲンさん、第二回はヤイリギターさんとレポートして参りましたが、今回の『音のうまれる場所』は弦楽器の工場、
『恵那楽器』さんに行って参りました。
バイオリンというと職人が少量造るイメージですが、恵那楽器さんは大きな工場を構え、量産しております。
ちょうどコロナの影響で私が訪れたお昼休み明けの時間は、生産量も調整しており、造り手の方々は少なめでしたが、
ゆっくりと見学をさせていただきました。
60年前にスズキバイオリンが造った工場で生産をしている為、設備はだいぶ年季が入っておりましたが、
そこで働く造り手の方々は、もう何十年も前からバイオリンやチェロ、マンドリンを造っている熟練の職人が揃っており、
非常に品質の良い楽器を製作されていました。価格もその手間を考えると非常にお求めやすいメーカさんだという印象をうけました。
ということで、初心者や、これからしっかりと練習をしていきたい方には、扱いやすさ、品質の安定感、そしてアフターフォローなどを考えて、
圧倒的におすすめのメーカーさんです。